パーソナルジム開業マニュアル
パーソナルトレーナーとして独立し、大成功する方が増えています。
見事に鍛えられた体で人気を集めるパーソナルトレーナーという仕事は注目度も高く、既にメジャーな仕事となっています。ですが、多くの方がいざ開業や独立そして起業となると不安や疑問が浮き上がります。
パーソナルジム開業実績を数多く持っている弊社が、開業に向けてのステップを解説していきます。
パーソナルジム開業時のマシン見積もりポイント
前回の記事「パーソナルジムを開業するために、何をするか~その2~」では、パーソナルジムを開業する物件選びのポイントをお伝えいたしました。
(前回の記事はコチラ→パーソナルジムを開業する物件選び4つのポイント)
ある程度物件を絞ったら、続いてパーソナルジムに設置するマシンを見積もりましょう。
もちろんアマゾンや楽天でもマシンは購入できますが、故障した際のリスクも考えて、マシン専門業者から購入することがオススメです。
他のジムはどんなラインナップで、どんなマシンがあるか解説します。
パーソナルジム開業時の設備は何をドコから見積もるか?
実際にパーソナルジムに設置する設備を見積もりましょう。
総合フィットネスクラブの様に、様々なマシンを設置するスペースがとれないので、省スペースでバリエーションの多い「マルチマシン」「パワーラック」「ダンベル」がメインの機器になるでしょう。
小さな器具は個人で購入できますが、マルチマシンやパワーラックなど大きなマシンは「個人で設置を試みた結果、物件を傷つけてしまった」とならないよう、専門業者にお願いする方が良いでしょう。
参考までに、パーソナルジム大手クラブのトレーニング設備を見てみましょう。
●ライザップの場合
パワーラック、ラットプルダウンアタッチメント、バーベル、ウエイトツリー、パワーブロック、アジャスタブルベンチ、バランスボール、ストレッチポール、ステップ台が標準装備となります。
(直営・フランチャイズ・店舗サイズによって異なる場合があります)
また、トレーニングセッション以外で使用できるマルチマシンとスピニングバイクも設置されています。
●24/7ワークアウト
店舗によってマシンラインナップがかなり異なります。
ある店舗は、スミスマシン(ウエイト収納)、ロウイングアタッチメント、デュアルアジャスタブルプーリー、パワーブロック、アジャスタブルベンチ、バランスボール、ストレッチポール、スピニングバイク、が設置されていました。
コースの中に「有酸素トレーニング付き」のコースがあるので、スピニングバイクが標準装備ですね。
マルチマシンやパワーラック設置の店舗もあります。
物件の広さによっても変わりますが、スタートは最小限のアイテムでスタートすると良いでしょう。
パーソナルジムのホームページで施設写真を確認して、どんなアイテムを揃えているか確認してみましょう。
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専門業者としては、以下のメーカーがメジャーです。(カッコ内は取扱いブランド)
必要な器具を整理して、気になるメーカーから見積もりをとりましょう。
1.アメアスポーツジャパン(プリコー)
世界規模のマシンメーカー。高機能・高耐久・高サービスが売り。
総合クラブや24時間ジムの有酸素マシンに採用されている事が多いです。
パワーラックやスミスマシンとも高級感のあるデザインです。
2.ライフフィットネスジャパン(ライフフィットネス・ハンマーストレングス・サイベックス)
アメリカの大手マシンメーカー。ライフフィットネスを始め、様々なメーカーのマシンを扱っています。
ライフフィットネスのマシンは総合クラブでも多く採用されています。
カラーリングの自由度が高いので、ジムのブランディングもしやすいです。
ハンマーストレングスは、アスリートの意見を取り入れた頑丈なマシンとして有名です。
スポーツ強豪校やプロスポーツチームのトレーニングセンターでの採用が多いです。
フリーウエイトをしっかり実施したい方に好まれます。
サイベックスは初心者から上級者まで対応できるアメリカ発のマシンメーカー。
総合クラブや公共の体育館での採用が多いです。
3.テクノジムジャパン(テクノジム)
イタリア製高級マシンメーカーです。
オリンピック公式マシンとしてトレーニングセンターやプロスポーツチームへの提供が多いです。
4.ジョンソンヘルステックジャパン(マトリックス、ホライズン)
台湾のマシンメーカーです。
マトリックスマシンは比較的、他のメーカーよりリーズナブルなので、24時間ジムでの採用が多いです。
ホライズンは有酸素マシンが中心で、トレーニングマシンはホームジム用のものです。
5.プロアバンセ(スタートラック、ノーチラス、サイベックス)
日本設立の輸入販売を行う業者です。
マシンのみでなくフィットネスグッズからサプリまで、様々な商材を扱っています。
スタートラックは比較的割安な有酸素マシンが多く、多くのクラブで導入されています。
ノーチラスはトレーニングマシンとしては有名で、様々なバリエーションのマシンを揃えています。
なかなかマニアックな負荷のかかり方をする、玄人好みのマシンが多いです。
サイベックスは初心者から上級者まで対応できるアメリカ発のマシンメーカー。
ライフフィットネス社でも扱っています。
6.ザオバ(ブル、トルク)
マシンの開発も行っている日本のメーカーで、本格的なトレーニングマシンからストレッチマットまで扱っています。
ブルはパワーリフティング競技で使用されるブランドで、トレーニング上級者やアスリートまで対応できます。
ラグビー日本代表のキャンプ地でもマシンが設置されていました。
トルクはプレートをはめて使用するトレーニングマシン。
筋肉に最適な負荷をかけるために計算された、ウエイトトレーニーに好まれるマシンです。
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日本での展開をしている業務用トレーニングマシンのメーカーを紹介しました。
設置するマシンの種類・台数・納品(設置)場所によって金額は大きく異なります。
また、在庫状況によって納期も大きく変わりますので、早めに見積もりをとっておきましょう。